3月の最首塾ですが、今月はゲストをお呼びします。
ゲストは『現象学の基底――「客観性」とは何か』(世界書院、2006)の著者、金子淳人さんです。現象学についてお話しいただきます。
テーマは「現象学をめぐって」です。
難しいことはさておき、フッサールの現象学の成り立ちの基本的なことなど、「哲学」におけることが主となります。「フッサール」という言葉も、「現象学」という言葉も聞いたことない、なんだそりゃ？！という方にもってこいの講義になります。
ちなみに最首さんは、「書評 山本義隆『磁力と重力の発見』を読む」でフッサールについて一言触れていらっしゃいます。
http://www.geocities.jp/saishjuku/archive0126.htm
私ごとですと、僕は学部四年間、週に一度、最首さんのもと(駿台予備校モグリ)で『ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学』(中公文庫)の要約をやっていました。当時の最首さんの小論文指定図書でした。内容や言葉はもう忘れましたが、それはもう思い出すのも酷な訓練でした。
『危機』を買う人はこちら。図書館にも必ず入っている図書です。
「フッサール」「現象学」の入門書はたくさんありますが、今回をその役に立てていただければと考えております。
一応、最首さんと和光大学関係で言いますと、西研という人が以上に関して色々と描いています。例えば、現象学研究会
http://www.phenomenology-japan.com/
また、今月は久しぶりにセシオン杉並に凱旋(？！)します。杉並近辺にお住まいの方、是非是非お越しください。
☆★3月の最首塾★☆
日にち：2009年3月21日(土)
場所：セシオン杉並第6会議室
https://www.yoyaku.city.suginami.tokyo.jp/HTML/0030.htm
時間：13：30開場、14：00～17：00
話者：金子淳人さん
テーマ：現象学をめぐって
参加費：1000円(学生500円)
☆★最首塾★☆
http://www.geocities.jp/saishjuku/
多数の方のご参加、心からお待ちしております。
それではよろしくお願い申し上げます。
