最首塾のおしらせ

最首塾関連の最新情報のお知らせをします。最首塾は最首悟さんを囲んで原則月一度開かれる勉強会です。

9月の最首塾定例会:「〈いのち〉論―動き・変化があるんだもん」

9月の最首塾についてですが、9月は最首さんのお話となります。
テーマは「〈いのち〉論―動き・変化があるんだもん」です。
下記が詳細となります。

~9月の最首塾定例会~

日時:2009年9月26日(土)、13時30分開場、14時00分~17時00分
場所:根津ふれあい館 4階和室
http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_kumin_shisetsu_shinobazu.html
話者:最首悟さん
テーマ:〈いのち〉論―動き・変化があるんだもん
資料代:定収入のある人1000円、学生その他は都合に合わせて500円

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また、11月7日(土)に「原爆の図 丸木美術館」でひとり芝居「天の魚」が公演されることが決定しましたが、そちらのチラシに最首さんが文章を寄稿されております。
 チラシ寄稿文:http://www.geocities.jp/saishjuku/archive0146.htm

こちらや「天の魚」について今年書かれた二つの文章で、最首さんは「いのち論」を展開されております。(「天の魚」のアンケート5/13に、そもそも「いのち」は論になりうるのかも問いとしてある、といったものがありましたが)。
 アンケート:http://www.geocities.jp/saishjuku/tennoio_2009/tennoio.html

この中で最首さんは、歴史家で一橋大学学長を務めた上原専禄が「一般教育」に<いのち>を盛り込んだことを指摘されております。
 参考資料:http://www.geocities.jp/saishjuku/archive0144.htm

水俣から「問われる」ことを学の出発点にすると(水俣問学)、それは、いかに<いのち>を柱とする「一般教育」を大学という(エドワード・レルフのいうところの)<場所>において創出していくかという問いに結局通じていくのだろうと思います。

「天の魚」東大駒場公演はその一つの試みのつもりでしたが、想像以上に難易度の高い問いであることが、肌身で感じられたのでした。ただ、それでも壁をたたきつづけねばならぬということなのですが。こうしたことも議論できる場になれば、と思います。
 参考資料:http://www.geocities.jp/saishjuku/archive0137.htm