最首塾のおしらせ

最首塾関連の最新情報のお知らせをします。最首塾は最首悟さんを囲んで原則月一度開かれる勉強会です。

最首塾2011年6月の定例会「おしたようこさんをお迎えして」

みなさん
 
6月に入りましたが、肌寒い日が続いております。
みなさん、体調など崩されていらっしゃらないでしょうか?
 
昨日までの和光大学脱原発緊急ティーチインにご参加の方、ご苦労様でした。
このティーチインの録画記録は、Ustreamで見られます。
特に二回目は最首悟さんがご登壇されております。
 
ところで先日の「朝日新聞」論壇時評(高橋源一郎評)で、加藤典洋死に神に突き飛ばされる――フクシマ・ダイイチと私」(『一冊の本』朝日新聞出版2011年05月号)が出ておりました。
 
この『一冊の本』、結構入手困難のようです。
ただ、丹波は運よく入手することができました。
「読んでみたい!」という方は個別に丹波saishjuku@yahoo.co.jp)までお問い合わせください。PDFファイルで差し上げます。
 
また、先月の5月の最首塾定例会で、石牟礼道子さんが詠まれた震災被災者への詩経(「熊本日日新聞」2011年5月16日掲載)の複写を配布しました。
こちらもご希望の方、PDFファイルで差し上げることができますので、お問い合わせください。
 
以下、6月の最首塾定例会のお知らせです。
 
丹波博紀
 
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2011年6月最首塾定例会 おしたようこさんをお招きして
 
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6月の最首塾定例会は『水俣五〇年 ひろがる「水俣」の思い』(作品社2007年)に寄稿してくださった、おしたようこさん(水俣病被害者/線維筋痛症友の会副理事)のお話です。
 
おしたさんのことはすでにご存じの方も多いかと思いますが、不知火海沿岸出身の両親をもつ、おしたさんは2005年ごろに原因不明の体調不良を起こしました。
 
その時の主治医の紹介で水俣病関西訴訟に関わりの深い阪南中央病院を訪ねたところ、「胎児性水俣病の一つのタイプであると考えられるのでは」と診断されました。
 
ただし1974年生まれで居住歴もなく彼女は、現在も水俣病として制度上認められていません。
 
今回はおしたさんにこれまでの経緯や、前掲著に寄稿された2007年以後の動き、特に「線維筋痛症友の会(JFSA)」での活動についてお話しいただきます。
 
さらにはJFSAに関わる中で見えてきたもの、つまり増大する難病に対してどのような社会保障のあり方が求められるか、といったことをお話していただきます。
 
当日は小まめに休憩を取りながら会を進めます。
 
場所は文京区民センター3-Bです。
 
日にち:2011年6月18日(土)
時間:13時半開場、14時~17時
話者:おしたようこさん
題目:「痞という病からの」
場所:文京区民センター3-B
会費:社会人1000円、学生・その他事情に応じて500円