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<東日本大震災「悲惨・悲嘆」の只中に「ケアの思想」の錨を!>
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「わたしたち人間は生き物であり自然の一部である」という思想に立ち返らねばならない。まさに日本の近代文明のあり方が問い糾され、思想が、哲学が、根底から問われている。思想のパラダイム転換が突きつけられている。なによりも二万を超す死者たちのひとつひとつの死に対する深い弔慰と、被災者ひとりひとりが喪失の哀しみに向き合う時間と支援とが保障されねばならない。大震災後の私たちの社会が、どこに向かって復興すべきなのか。それは、時代の精神の変容をも導く深さで、「これから」の私たちのありようを模索することに、ひとえにかかってくるのではないか。哲学・倫理学・宗教・医療の場面から大震災を思想的に深く問い返すことを課題としたい。
大崎校舎 9B23 「《全体的かつ個別的に》 震災後の正義とケアをめぐって」
大崎校舎 1152 「復興への思想的源を求めて 災害と日本人の精神史的DNA」
第5回 12月 3日 ●色平 哲郎 (JA長野厚生連佐久総合病院医師 地域医療部長)
大崎校舎 1152 「ぶつかり体験と〈仏教的ケア〉 金持ちより心持ち」
大崎校舎 1152 「ぶつかり体験と〈仏教的ケア〉 金持ちより心持ち」