みなさん
連休真っ最中で気温が少々高いですが、いかがお過ごしでしょうか。
今月の最首塾について、お知らせが遅れてしまい、すみません。
今月は5月24日(日)におこないます。
場所は毎度の「穏田区民会館」です。
最近日曜日の開催が多くてすみません。
先月の最首塾でお知らせしましたとおり、今月は内藤酬さん(河合塾小論文科講師)をお招きし、
をテーマにお話しいただきます。
内藤さんは物理学がご専門で、
今回はとくに以下のテーマでお話しいただきます。
また、参考資料として、内藤さんが2011年の『思想のひろば』(滝沢克己協会・発行)に寄稿された、
「滝沢先生と私――一九八二年の往復書簡」
を資料として、PDF化しました。
ご関心のある方、事前にお読みくだされば嬉しいです。
以下のURLにアップロードしてあります。
談論風発な回になればと思います。
ぜひぜひご参加ください!
それでは良いGWをお過ごしください。
★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆
西田哲学や滝沢神学との出会いにはふたつのきっかけがあります。ひとつは素粒子物 理学の先端に開示された自然認識をどうとらえるかという問題であり、もうひとつは核兵器の存在が人類につきつけた課題は何かという問いでした。そしてそこから〈現代科学の自然認識と研究体制の亀裂〉が見えてきました。そのような現代科学の研究体制の只中で全共闘体験の意味を考えるようになり、その〈亀裂〉を西田哲学や滝沢神学を手引きに考えるとともに、現代科学の自然認識の哲学的基礎づけを試みてきました。