みなさん
今日は最首塾です。
場所はアカデミー向丘(★場所移転してますので注意)で、最首さんのお話です。
ぜひご参集ください!
さて、来週は水俣病関連の動きが2つあります。
もうひとつは、次の土曜日27日、恒例の水俣シンポがあります。
シンポには最首塾も協力してます。
以下ご覧くださるとともに、ぜひぜひご参集ください!
丹波博紀
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○新通知差止め訴訟 東京高裁 判決
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最高裁は、環境省・熊本県の主張をことごとく斥けたうえに、現行認定基準(52年判断条件)によって棄却とした熊本県の判断を覆したのです。これは実質、52年判断条件の見直しを迫るものです。さらに、国の機関である公害健康被害補償不服審査会(環境省の主管)は、「従前の裁決を変更する」と明言して、同じく熊本県に認定棄却とされていた下田さんを、水俣病と認める裁決を出しています。(2013年10月25日)
しかし環 境省は、これらの最高裁判決や決裁を真っ向から否定する新通知を、2014年3月7日付で発出しました。
2015年6月25日(木) 13:15~ 東京高裁822号法廷
<判決の曜日、時間が間違っていました。上記に訂正します>
<判決の曜日、時間が間違っていました。上記に訂正します>
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□■シンポジウム(第12回)ご案内■□
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水俣病は、新潟が公式確認から50年、熊本は来年60年の節目を迎えます。しかし、認定申請中の未処分者が3県合計で1万5千人余、被害確認や賠償をめぐって係争中の裁判が12件。半世紀をこえてなおも汚染被害の「底」が見えないという由々しい事態です。
水俣病が奇病 として扱われていた昭和30年代初頭、奇病の原因が水俣湾で獲れた魚にあると知り食品衛生法による漁獲販売禁止をめざした熊本県に対し、厚生省は「湾内すべての魚が汚染しているとの証明がない」の屁理屈で法を適用させませんでした。また、奇病と工場排水の因果関係を知っていた通産省は、汚染水の希釈を狙って排水先を水俣湾から水俣川に変更せよとチッソを指導。ところがそれにより隣接の津奈木町などでも患者が発生。水銀汚染は不知火海へと拡散されて現在に至ります。
警察検察も漁民弾圧や労働争議の対応ばかりで水銀汚染に対しては何ら捜査を行わず*、チッソが石油化学への切り替えを終えて工程を停止する1968年まで水銀垂れ流しが続きました。チッソの責任はもとよりですが、 これら国の行政諸機関の不作為こそが、水俣病をここまで広げた元凶だと、私たちは考えます。新潟の第二水俣病についての国の責任も、言わずもがなです。
*社長工場長刑事訴追は、患者の告訴に促されて1970年代に行うという遅きに失したもので、被害防止には何ら役立たなかった。
国行政が水俣病の共同正犯であることを明らかにし追及断罪することは、いま三度目の未認定問題を構造的解決に導く上で極めて重要な環です。
国行政が水俣病の共同正犯であることを明らかにし追及断罪することは、いま三度目の未認定問題を構造的解決に導く上で極めて重要な環です。
今回は、各現場からのレギュラー報告者に加え、行政責任問題を早い時期にドキュメンタリーで追及した元NHK記者の大治浩之輔さんにもご参加いただき、映像を鑑賞しながら考察と討議をふかめます。また、午前の部では、半世紀 にわたりカメラを通して水俣を視つづけた桑原史成さんからお話を伺います。ご参集下さい。
◎日時 6月27日(土)
◎会場 YMCAアジア青少年センター
千代田区猿楽町2-5-5 TEL 03-3233-0611
(JR水道橋から徒歩5分 JRお茶の水から徒歩7分)
◎午前の部 10:00開場 10:30~12:00 2F会議室
◎シンポジウム 12:30開場 13:00~17:00
9F国際ホール 参加費1000円(学生半額)
・お話:大治 浩之輔(元NHK記者)
・報告:食品衛生法調査義務付け訴訟、新通知撤回訴訟、互助会国賠訴訟 山口 紀洋(弁護士)
・訴訟原告あいさつ:佐藤 英樹 (水俣病被害者互助会長)
・互助会訴訟水銀条約問題、水俣未認定問題の現状:谷 洋一(被害者互助会事務局)
・ほっとはうす・おるげのあ近況:加藤 タケ子(ほっとはうす施設長)同メンバー胎児性患者
◎協力:東京・水俣病を告発する会 最首塾
問合せ・連絡先:FAX/TEL(昼留守録):03-3312-1398
問合せ・連絡先:FAX/TEL(昼留守録):03-3312-1398
メール:y-kbt@nifty.com