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1点目は、最首悟さんなどを招かれて連続講座を開いてこられた、高草木光一さん(慶應義塾大学)の新刊案内です。
(→ 参考:『岡村昭彦と死の思想 「いのち」を語り継ぐ場としてのホスピス』(岩波書店2016))。
(→ 参考:『岡村昭彦と死の思想 「いのち」を語り継ぐ場としてのホスピス』(岩波書店2016))。
去年の7/15(水)に慶大でおこなわれた講義・シンポの記録、
『ベ平連と市民運動の現在 吉川勇一の遺したもの』(花伝社2016)
http://honto.jp/netstore/pd-book_27828179.html
です。
『ベ平連と市民運動の現在 吉川勇一の遺したもの』(花伝社2016)
http://honto.jp/netstore/pd-book_27828179.html
です。
高橋武智さん、吉岡忍さん、山口幸夫さんも講義・討論に参加されております。
ベ平連に学び、またそこから現在を考えるため、貴重な記録かと思います。
ぜひ手にお取りください!
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第14回は6/25(土)に、YMCAアジア青少年センターにて開かれます。
前・最首塾世話人で、カメラマンの宮本成美さんの写真投影、お話があります。
こちらはチラシの情報を以下に貼り付けます。
どうかご確認ください!
以上2点でした。
どうぞ良い週末をお過ごしください。
丹波博紀
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公式確認60年「終わっていない」のは なぜか?
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水俣病公式確認から60年目ですが、今も未認定患者の裁判が全国で十数件続いています。全うな住民健康調査も棚上げのまま。水銀規制条約が批准されても水俣湾や水俣川などの汚染サイトが放置されていること、チッソが子会社株を売却し補償責任から免責される可能性が続くこと等、課題は山積です。
胎児・小児性患者や高齢患者のケアなど、水俣病に罹患した人が生きている限り終わらぬ課題があるのはもちろんです。しかし、未認定や補償をめぐる問題に限っても、(1959年の「見舞金契約」はあまりに酷すぎましたが、)1973補償協定・1995村山内閣「政治解決」・ 2009「特別措置法」決着・・。いずれの時点でも、報道をにぎわせる社会問題として「終わった」とされてもおかしくはなかった。
それでも「終わっていない」のは、行政やチッソの無策ゆえである反面、曖昧な決着で終わらせまいとする果敢な患者の闘いがその都度あったから、でもあるのです。
「終わっていない」根拠を、そんなプラスマイナス両面から考えます。ゲストとして、前回の桑原史成さんに続き、写真家の宮本成美さんをお招きします。その写真投影とお話から、東京が主舞台になった時期も含めて水俣病と闘いの歴史を見つめます。そして患者の生活・症状や、現下の裁判闘争については、レギュラー4講師の報告から「終わっていない」現実と課題について考えます。ご参集を お願いします。
日時 6月25日(土)
12時半開場 午後1時~5時 参加費 1000円 学生半額)
会場 YMCAアジア青少年センター 9F国際ホール
http://www.ymcajapan.org/ayc/hotel/jp/access-access.html
http://www.ymcajapan.org/ayc/hotel/jp/access-access.html
東京都 千代田区猿楽町2-5-5
プログラム(敬称略 順不同)
写真投影・お話 まだ名付けられていないものへ、またはすでに忘れられた名前のために
宮本 成美 (写真家)
宮本 成美 (写真家)
報告 公式確認60年委員会、互助会患者と訴訟の現状 谷洋一(被害者互助会事務局)
食品衛生調査義務付け訴訟で目指すもの 山口 紀洋(同訴訟弁護団/弁護士)
胎児性患者と母たちの近況 加藤タケ子 (ほっとはうす)
新潟3次訴訟、新潟行政訴訟の経過と課題 萩野 直路 (3次訴訟を支える会事務局)
主催 チッソと国の水俣病責任を問うシンポジウム実行委員会
千代田区神田淡路町1-21-7静和ビル 1A
食品衛生調査義務付け訴訟で目指すもの 山口 紀洋(同訴訟弁護団/弁護士)
胎児性患者と母たちの近況 加藤タケ子 (ほっとはうす)
新潟3次訴訟、新潟行政訴訟の経過と課題 萩野 直路 (3次訴訟を支える会事務局)
主催 チッソと国の水俣病責任を問うシンポジウム実行委員会
千代田区神田淡路町1-21-7静和ビル 1A
TEL/FAX 03- 3312-1398
■企画途上に勃発した4.14~熊本地震・余震について6月時点の最新情報を現地の講師に報告いただきます。