みなさん、
東京もいよいよ梅雨入りです。
このたびは、7/9(土)開催の講演会「水俣病事件 公式発覚から60年のいま、考える」の案内を送らせていただきました。
今年5/1、水俣病は公式発覚から60年がたちました。
そこで、最首塾の主催で、長年水俣病にたずさわってきた医師の緒方俊一郎さんと、相思社職員の永野三智さんをお迎えして、講演会を開くことにしました。
緒方さんの、東京での関東在住の患者さんの検診に合わせての開催です。
とても急ではありますが(なにしろ一昨日急に決まったものですから!)、《ひろがる「水俣」の思い》のもとに身をおく貴重な機会になると思います。
もちろん、最首悟さんも参加されます。
最首さんには講演全体&水俣病60年をふまえてのお話を、そう長くはありませんが していただきます。
関心のある方は手にお取りください。
最首塾がずっと考えてきた当事者や第三者をめぐる問題にふみこむことになると思います。
6月の最首塾定例会での渡辺美里さんのお話ともつよい共振関係にあるかと思います。
ぜひつづけてご参集ください!
(定例会についてはまた来週リマインドします)。
以下、情報の拡散など、ご助力お願いします!
&当日の運営など、いろいろとお助けください!
丹波博紀
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この60年間は、水俣病被害・事件の〈ひろがり〉と、水俣への人びとの思いや、その発露の〈ひろがり〉の歳月であったように思います。
そして、この2重の意味での水俣は、いつもわたしたちそれぞれに対する問いかけであったのかもしれません。
そして、この2重の意味での水俣は、いつもわたしたちそれぞれに対する問いかけであったのかもしれません。
「公害に第三者はない」――。
かつて水俣病と向き合った宇井純はそう言いました。
わたしたち は、かれの言うようにこの公害事件に対して第三者でいられないならば、水俣からの問いかけにどう身をおくべきなのでしょうか。
かつて水俣病と向き合った宇井純はそう言いました。
わたしたち は、かれの言うようにこの公害事件に対して第三者でいられないならば、水俣からの問いかけにどう身をおくべきなのでしょうか。
60年代に九州大学医学部生だった緒方俊一郎さんは、医師の原田正純さんの助言で水俣にむかい、そこで2年間にわたり診療と調査をおこないました。
その後も水俣病にかかわりつづけ、2010年から2年間もうけられた水俣病特別措置法における「救済」の申請期間には、500名の患者を診察されています。
今回は関東在住の患者さんの検診 のための来訪です。
緒方さんには東京での検診報告もふくめ、水俣病の現状についてお話しいただきます。
その後も水俣病にかかわりつづけ、2010年から2年間もうけられた水俣病特別措置法における「救済」の申請期間には、500名の患者を診察されています。
今回は関東在住の患者さんの検診 のための来訪です。
緒方さんには東京での検診報告もふくめ、水俣病の現状についてお話しいただきます。
相思社の永野三智さんは水俣市生まれで、2008年から相思社職員として患者相談などを担当されています。
今回は日ごろの患者相談の雑感と、「いま患者ではないわたしたちが語る必要とその可能性」について話していただきます。
水俣病患者ではなく、経験もしていないなか、水俣病という事件を突きつけられ、なにを考え、行動し、伝え、そして発信しつづけるのか――。
今回は日ごろの患者相談の雑感と、「いま患者ではないわたしたちが語る必要とその可能性」について話していただきます。
水俣病患者ではなく、経験もしていないなか、水俣病という事件を突きつけられ、なにを考え、行動し、伝え、そして発信しつづけるのか――。
こうしたことを考えます。
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◎講演:
※司会:丹波博紀(最首塾)
※質疑応答の時間あり!
◎日時:2016年7月9日(土)
18時開場、18時半~21時
18時開場、18時半~21時
◎場所:文京区区民センター3-C会議室
(http://www.city.bunkyo.lg.jp/shisetsu/kumin/shukai/kumincenter.html)
(http://www.city.bunkyo.lg.jp/shisetsu/kumin/shukai/kumincenter.html)
◎資料代:500円(カンパ歓迎!)
◎主催:最首塾
(http://www.geocities.jp/saishjuku/)
(http://www.geocities.jp/saishjuku/)
◎連絡先:saishjuku@yahoo.co.jp/090-9971-6642(丹波)