最首塾のおしらせ

最首塾関連の最新情報のお知らせをします。最首塾は最首悟さんを囲んで原則月一度開かれる勉強会です。

講演会「いま私たちにとっての「従軍慰安婦」問題」

以下、最首塾宛メールの転載です。

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皆様へ 日程目前です、再びお知らせします。
多摩市のアジア・ヒストリーです。7月25日の講演会よろしくお願いいたします。

「いま私たちに
とっての
従軍慰安婦」問題」

講師 梁(ヤン) 澄子(チンジャ)さん
》講師プロフィール《梁 澄子(ヤン チンジャ)さん 通訳・翻訳業、「在日の慰安婦裁判を支える会」「下関
判決を生かす会」世話人一橋大学講師。03年の裁判終結まで宮城に在住する宋神道(ソン シンド)さんの裁
判支援に携わる。ドキュメンタリー『オレの心は負けてない』にはプロデューサー、撮影として参加。国立で在
日の教育問題にも取り組む。

著書に『海を渡った朝鮮人海女―房総のチャムスを訪ねて』(共著・新宿書房88年・山川菊栄賞受賞)

《日 時》 7月25日(金)pm6:30~

《会 場》 永山公民館・視聴覚室(ベルブ永山・京王小田急永山駅5分)

※ドキュメントビデオ「国際戦犯法廷の記録」上映予定 参加費500円

主催 アジア・ヒストリー 090-2331-7602

「昨年来、アメリカ下院の決議をはじめ欧米諸国を中心に、日本のアジア・太平洋戦争で「従軍慰安婦」とされ
た女性たちへの国家補償と謝罪をもとめた決議などが続きました。「慰安婦」問題は、アジア侵略戦争清算
止まらず、この社会での男女共同参画ジェンダーバッシング、セクシャリィティーなどにも関わっていると思
います。どのような社会を望むのか?アジアでどのように生きていくのか?そのようなことを考える鍵でもある
と思います。在日の生活と地域での活動の中で宋神道さんと出会い、向き合い、支えてきた梁 澄子さんのお話
の中から考えていけたらと思います。」チラシより

従軍慰安婦問題が風化していくにまかせてよいのかと、ここ何年か読書会など続けいます。私個人的には、92
,3年ごろなにも分からないなりに戦後保障関係、慰安婦関係の裁判の傍聴や集会への参加はしていました。多
摩市では、根津さんの処分の話で、01年ごろ、「授業で従軍慰安婦を取り上げた」でなぜか保護者が市教委に
動員され、根津さん排除に動くというようなことが象徴的です。「家庭科の授業では、「料理」や「裁縫」を教
えろ」というもっともらしい言葉が、性別役割分業と結びつき、戦時には「慰安婦」制度などを欲求することに
なる。

また、朝鮮植民地支配責任や戦前戦後の民族差別のなかで、宋神道さんの訴えを支えてきた梁さんたちの行動や
思いをお聞きしながら、これからも従軍慰安婦問題をどのように語り続けていけるのか、いまの課題として提示
していけたらと思います。
以上