最首塾のおしらせ

最首塾関連の最新情報のお知らせをします。最首塾は最首悟さんを囲んで原則月一度開かれる勉強会です。

【お知らせ】最首悟「アンリ・ベルグソン『創造的進化』 流動に不動を重ねられるか」

みなさん
 
一点お知らせです。
 
本日(?)刊行の
最首悟さんが
アンリ・ベルグソン『創造的進化』
を挙げられております(「流動に不動を重ねられるか」)。
 
「切れ目のないいのちに切れ目を入れていのちを再構成しようとしながら、客観科学という営みは、いのち即ちつづくを断ち切ろうとしているのではないか。それがいのちにしていのちの分有の、私にして私ではない私の根拠を奪うかのように、私を不安がらせる」(19)
 
是非ともご覧ください!
 
また、今週末の最首塾多くの方がお集まりくださいましたら、幸いです。
以下に再掲いたします。
 
それでは風邪などにお気を付けになって良い一週間をお過ごしください。
 
丹波博紀
 
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
2011年6月最首塾定例会 おしたようこさんをお招きして
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
 
6月の最首塾定例会は『水俣五〇年 ひろがる「水俣」の思い』(作品社2007年)に寄稿してくださった、おしたようこさん(水俣病被害者/線維筋痛症友の会副理事)のお話です。
 
おしたさんのことはすでにご存じの方も多いかと思いますが、不知火海沿岸出身の両親をもつ、おしたさんは2005年ごろに原因不明の体調不良を起こしました。
 
その時の主治医の紹介で水俣病関西訴訟に関わりの深い阪南中央病院を訪ねたところ、「胎児性水俣病の一つのタイプであると考えられるのでは」と診断されました。
 
ただし1974年生まれで居住歴もなく彼女は、現在も水俣病として制度上認められていません。
 
今回はおしたさんにこれまでの経緯や、前掲著に寄稿された2007年以後の動き、特に「線維筋痛症友の会(JFSA)」での活動についてお話しいただきます。
 
さらにはJFSAに関わる中で見えてきたもの、つまり増大する難病に対してどのような社会保障のあり方が求められるか、といったことをお話していただきます。
 
当日は小まめに休憩を取りながら会を進めます。
 
場所は文京区民センター3-Bです。
 
日にち:2011年6月18日(土)
時間:13時半開場、14時~17時
話者:おしたようこさん
題目:「痞という病からの」
場所:文京区民センター3-B
会費:社会人1000円、学生・その他事情に応じて500円