みなさま
いよいよ年の瀬。
お忙しくされていることと存じます。
先日の祝賀会は異常なまでの盛況ぶりで、部屋のキャパシティのみならず、世話人のキャパシティを大いに超える会でした。
映画「叛軍No.4」(1972)上映会も好評で、問題意識が今につながる気がしました。
また、記念誌についてですが、入手についてお問い合わせをいただいております。
印刷したものはもう若干ありますが、今後寄稿者の了解が取れましたら、PDF化したいと考えております。
ただし、突貫作業だったため文中誤植など多々ありますし、もう少し増補したいという意思もありますので、改訂作業後になります。
どうかもうしばらくお待ちください。
さて、101回目の最首塾(2012.1.21、場所未定)についてお知らせです。
最首塾もいよいよ大台に乗りましたが、ここは心機一転、初心に戻ったテーマ(問学/学問論的学問)をやりたいと思います。
しかも、今回は丹波の方でお話をさせていただきます。
題目は「サン・ヴィクトールのフーゴーにおける学問論」です。
最首さんも12月号の『現代思想』で触れられております。
このフーゴーの学問論は「自然への畏敬」を未だ持ち続けている時代のものとして評価され、イリイチなどに注目されてきたのですが、果たしてそう単純に納得して良いのか、もう少し斜に構えた見方をした方が良いのではという気もします。
とは言え、まだテクストおよび研究論文を読んでおりませんから、どうなるかわかりませんが。
ちなみにテクストは『中世思想原典集成9』に入っております。
個人的には917駒場シンポ発言のつづきのつもりです。
以上ずるずると長くなってしまいましたが、健康にお気を付けになって良い年末年始をお過ごしください。
来年も最首塾はずるずるとつづきます。
来年も何卒よろしくお願い申し上げます。
丹波博紀
追伸
以下にいただいた情報を貼り付けておきます。
ご確認ください。
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