水俣は、その地名も示す通り九州山地の豊かな地下水に育まれた街です。その背後の山々に今、3つの業者が「大規模風力発電」の風車建設を事業申請し、環境アセスメントの最中です。
長年の課題である脱原発に加え、地球温暖化対策もあって太陽光や風力による発電が注目されてはいます。しかし、土砂災害の危険性が指摘される中、近隣住民の健康や生活を脅かしてまで、総計64基の巨大風車群を、水俣の水源保安林に建てる必要があるのでしょうか?
そもそも、私たちの生活にどれだけ電気が必要なのか? 都会が送電を受けるために、農山漁村の豊かな自然を破壊していいのか?・・・・疑問や悩みは尽きません。かつて水俣市民は、市政と患者・市民が総出で、大規模産廃処分場建設を阻止しましたが、今回はそんな展開にまで至っては いません。3年前から、この課題と取り組んでいるお二方の上京を受け、その報告に耳を傾けながら、どんな支援ができるかを考えていきます。
首都圏皆様のご参集、全国の皆様のオンライン視聴を呼びかけます。
◆2023年3月18日(土)
13時30分開場 14時~16時30分
◆対面参加費500円、オンライン参加無料
◆会場:
【対面】連合会館4階 404会議室
千代田区神田駿河台3-2-11
03-3253-1771
【オンライン(Zoom)】事前登録フォーム → こちら
◆講演:中地重晴(熊本学園大学/水俣学研究センター)
中村雄幸(ちょっと待った!水俣風力発電の会/鮮魚商)
◆質疑・討論:講師+参加者
最首悟(和光大学名誉教授/オンライン参加)
◆共催:東京・水俣病を告発する会、最首塾、チッソと国の水俣病責任を問うシンポジウム実行委員会
★最首塾ホームページ → 最首塾 on the web (daynight.jp) ★