最首塾のおしらせ

最首塾関連の最新情報のお知らせをします。最首塾は最首悟さんを囲んで原則月一度開かれる勉強会です。

シンポジウム「60年安保闘争の記録と記憶」開催のご案内@6.15東大安田講堂

以下のような案内を加藤登紀子さん関連からいただきました。
6月15日のイベントです。
加藤さんもゲストとしていらっしゃるそうです。
 
東大駒場で「天の魚」をやってから一年が経ってしまいました。
加藤さんには2009年5月13日の初回にお越しいただきました。
お気づきの方がいらっしゃったかどうかわかりませんが、実はこの初回は映画の撮影もされておりました。
その映画が「ANPO」です。
 
そして、このたび安田講堂でやるシンポジウムはこの「ANPO」を切り口にするそうです。ということは、「天の魚」が何気に結構大切な役割を果たしているわけです。
 
それにしても、安田講堂とはなんとも権力的に思えてしまいます。
ふと「権力の学問は歴史を無視する」という、宇井純が聞いたというイリイチの言葉が思い起こされます。
 
【以下チラシより】
 
目的:日米安全保障条約の改定から50周年を迎えるにあたり、市民運動の客観的記録と日本現代アートに綴られる主観的な記憶の表現とを考える研究討論集会
 
意義:1960年の安保闘争から50年。実体験者の記憶が薄れる中、国民的な運動が歴史的出来事としてどう記録され、継承されていくかを検討する。映画「ANPO」を題材に、国民的な体験の客観的な研究や記録の重要性と、主観的な記憶が宿るアート表現の重要性を対比し、探る機会を設ける。
 
日時: 6月15日(火) 18:00 開場 18:30 開演(20:15終了予定)
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_00_01_j.html
※駐車場はありませんので公共交通機関をご利用ください。
入場料:無料(要申込み)
お申込み方法:
1)
yasuda615@gmail.com宛て、ご入場希望の方のお名前をメールでお送りください。
(複数でご入場希望の場合は全員のお名前をお願いします)
2)折り返しこちらから受付完了の返信を致します。
3)当日はその返信メールのプリントアウトをご持参ください。
※定員になり次第、締め切りとさせていただきます。
プログラム:

司会/上野千鶴子社会学者、東京大学大学院人文社会系研究科教授)、
パネリスト/保阪正康(「60年安保闘争の真実」著者)、
リンダ・ホーグランド(映画「ANPO」監督)、
特別ゲスト/加藤登紀子(歌手)
※映画「ANPO」ダイジェスト版の上映あり
 
映画「ANPO」は、戦後日本を代表してきた現代アーティスト30余名へのインタビューと彼らの絵画、写真、映画などの作品を織り交ぜつつ、アートの視点から多面的に戦後の日米関係を振り返るドキュメンタリー。監督は映画『TOKKO/特攻』のプロデューサー・ライターでもあるNY在住のリンダ・ホーグランド。2010年劇場公開予定。 www.anpomovie.com