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日時:11月3日(木/祭日)12:30 開場 13:00 ~ 17:00
場所:YMCAアジア青少年センター 9階 国際ホール
地図→
http://www.ymcajapan.org/ayc/jp/hotel/hotelindex.html
参加費:1000円 (学生半額)
講演
水俣からの報告
佐藤 英樹・谷 洋一(水俣病被害者互助会、同事務局)
講演
福島の被害から世界に訴えること
アイリーン 美緒子 スミス(グリーン・アクション)
討論
企業の責任、国の責任
反原発署名の呼びかけ
TEL/FAX 03- 3312-1398(昼留守録)
メール y-kbt@nifty.com(シンポ実行委事務局 久保田)
趣旨
今般の地震は、三陸沿岸に津波の被害を起こしたと同時に、東日本の沿岸埋立地に「液状化による側方流動」という地盤の崩壊をもたらしました。千葉県湾岸部では、チッソ五井工場に隣接の石油精製工場のタンクが倒れ、数日間炎上するという事態が生じましたが、震災による地盤の液状化が水俣湾埋立地で起きたら、暫定的に封じ込めた水銀ヘドロが不知火海に再び流出する危険があります。首都圏の地盤液状化を報じた番組を上映し、現地の山下善寛さんから、水俣湾埋立地と八幡プールの水銀汚染問題の報告を受け、チッソが負うべき環境責任について考えます。
■福島原発は汚染の収束に向けて楽観できない状況が続きます。学校のグラウンドの汚染許容値を年20ミリシーベルトとした文部科学省の施策に対し福島の子どもたちや保護者とともに異を唱え続けてきたアイリーン・美緒子・スミスさんに、長年の反原発活動も踏まえて福島第一をはじめとする日本の原発の今後のあり方についてお話を伺います。
■私たちはチッソ分社化逃亡の道を開いた2009「水俣病特措法」に反対しシンポジウムを続けてきましたが、今夏国会で成立した「原子力損害賠償支援機構法」が、これまたとんでもない「加害者救済法」であることに危機感を持ちます。原因企業・東電のみならず、銀行などの株主や出資者まで「救済」するという本末転倒は、企業倫理や社会正義に著しく反します。これも、声を大にして訴えねばなりません。皆様のシンポジウムへのご参集をお願いします。